Wケアの日々

Wケアの日々

母が脳卒中で倒れて2年と3ヶ月がたとうとしています。

集中治療室に入り命の危機を達し、片マヒが後遺症に残ってしまいましたが意志がハッキリとしていました。それから普通病に移り食事を取れるまでに回復、リハビリ専門の病院に移り本格的にリハビリを開始。1年近く真剣にリハビリをしました。
その後家での生活に戻る前に半年程施設に入りやっと戻ることができました。

ここまで長く感じましたが在宅介護が始まると、まだこれからなんだと思いました。
子供たちも在宅介護が始まったと同時に私を取られたような気持ちになり、少し不安定になりました。仕方がありません、毎日母の自宅に通わなければならないのですから。

普段何気なくテレビをつけると介護の事が番組で取り入れられていました。以前に比べると介護の大変さが理解されてはいますが、老老介護やWケア(育児と介護の両立)は理解がまだまだ浅いのが現実です。

それは子供を児童センターにあづけている時の話しです。
介護がありどうしても子供をみてあげれないので土曜日のおあずかりをお願いしたのですが、「土曜日は基本的に働いている方にのみなので介護だとちょっと…介護も大事ですがお子さんのお気持ちを考えるとお母さんといるのが一番なんですよ!ま、今回は仕方がないのでオッケーしますが。」と言われました。
私の気持ちは
「そんなこと百も承知、休みの時くらい一緒にいてあげたい。介護理由で平日の預かりはオッケーで土曜日はだめ。不公平な気がするな。Wケアの大変さがわかって貰えてないのかな。」
と切なくなりました。だって、子供をケアしながら介護ケアできるのならあずかって貰う必要が無いわけであり、それが不可能であるから少しでも遊べたほうが子供も喜んでくれます。
「これは経験しなければわかっては貰えない世界何だな。」
と確信しました。

在宅介護が始まり1年が経ちましたが日に日に成長していく子供達2年と比べ、介護状況は悪化しています。
子供も成長と共にケアも難しい部分がどうしても出てきます。だからこそWケアはもう少し理解が必要だと思います。体力的な負担よりも精神的な負担は2倍です。

気持ちが追い付かない

そんな状態の中でも子供たちは甘えてきます。
疲れが見え隠れします。それを察したのでしょう、ケアマネージャーに

「休もう、このままではダメになっちゃうよ!皆困ってしまうよ!無理はダメ、私がお母さんと義父さん(血縁がないので)を説得するから大丈夫。子育ても介護も少しでも休めるように時間をつくりましょうね。」といってくれました。

凄く救われた気持ちでした。

なにかにつけ介護しながらでも子育しなさい的なご指摘を目の当たりにしてきたので、本当にケアマネージャーの言葉で救われました。

介護のあり方はそれぞれですが介護される側と子供のケア、以上に介護者側のケアや気持ちや負担への理解を周りの方にももっと知って貰う事が、これからも必要だと思っています。